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PICK UP ISSUE

街に開かれ、市民に開かれた
都市型キャンパス

[RMIT University]Melbourne, Australia

メルボルン中心部にメインキャンパスを置くRMITユニバーシティ(ロイヤルメルボルン工科大学)。都市型キャンパスといえば聞こえはいいが、以前のキャンパスは街の一等地を専有しながらストリートを背にし、閉鎖的だった。街の活気から隔絶され、また大学も街に貢献することなく無秩序に開発を重ねた。

ISSUES

ISSUES一覧

「縁食空間」は想像力を養う未知との遭遇の場

[藤原辰史]京都大学人文科学研究所 准教授

デジタル検索の普及で、私たちは「正解ではないもの」「認めたくないもの」を容易に除外できるようになった。しかし、そこで重要なものが失われたと藤原氏は指摘する。

食を介して人と人をゆるやかにつなぐ「縁食」

[藤原辰史]京都大学人文科学研究所 准教授

日本のフードシステムが抱える貧困と食品ロスの問題。解決策として最も有力と藤原氏が提起するのが「縁食(えんしょく)」だ。そのコンセプトや可能性について聞いた。

「子どもの7人に1人は給食が命綱」という日本の貧困

[藤原辰史]京都大学人文科学研究所 准教授

貧困が深刻化する中で、給食や子ども食堂といった共同の食事空間が重要性を増しているという藤原氏。社会の脆弱性を招くいびつな食のあり方を問い直す。

オーストラリアの玄関口に新たなコミュ二ティを生むバーティカル・ビレッジ

[Quay Quarter Tower]Sydney, Australia

シドニー湾に面するサーキュラー・キーは、ヨーロッパからの開拓移住団がオーストラリアで最初に到着した地。周囲にはオペラハウス、アートギャラリー、博物館など数々の文化・芸術施設が点在し、古い金融街もある。つまりシドニーにとっては歴史的、文化的に貴重なエリア。

介護や子育ての負荷を軽減。「福祉の外部化」が家族を救う

[筒井淳也]立命館大学産業社会学部 教授

悪しき「家族主義」で介護や育児を押し付けられ、つぶれていく家族がある。この状況の改善に必要なのが公的福祉の拡充だ。カップル形成を促し、少子化対策にも役立つと筒井氏は説く。

「働きにくさ」と「産みにくさ」はつながっている

[筒井淳也]立命館大学産業社会学部 教授

仕事と家族の関わりの歴史的変遷をひも解くと、少子化や性別分業を生み出す構造が見えてくる。社会学の視点で仕事や家族、ジェンダーなどを研究している筒井氏に聞いた。

自社の革新性を体感してもらうショーケース

[Mirvac]Sydney, Australia

サウス・イヴリーをはじめ、革新的な不動産開発を手がけるマーバックにとって、本社オフィスが入るシドニーの「EYセンター」は自社の革新性をカスタマーに体感してもらうショーケースでもある。

カフェはオフィスの「内」でなく「外」につくるべき

[飯田美樹]カフェ文化、パブリック・ライフ研究家

テラス席のポテンシャル、アトラクターと媒介者、経験に対する開放性といったキーワードを絡めながら、企業がイノベーションを生み出すための場のつくり方を探っていく。

20世紀初頭、パリのカフェはイノベーションの起点だった

[飯田美樹]カフェ文化、パブリック・ライフ研究家

カフェには時代をつくる機能があると指摘する飯田氏。創造性豊かな人々が集い、議論を交わし、革新的な価値を生み出していった、その事例や歴史的背景について聞いた。

データ分析がワークプレイス・デザインにもたらす変化とは

[Zaha Hadid Architects]London, UK

「データはオフィス設計をどう変えるか」。ザハ・ハディッド・アーキテクツの「Analytics + Insights」はこの問いを探求するプロジェクトだ。ウリ・ブラム氏と彼の同僚、アルジュン・カイカー氏とで2015年にスタートさせた。彼らは建築家だが、コーディングと計算の才能を持ち合わせていた。

スマートシティは市民主導の3.0から新たな地平へ

[武邑光裕]メディア美学者、「武邑塾」塾長

ベルリンに拠点を置く武邑氏ならではのグローバルな視点で、プライバシーを基軸に社会の課題を多角的に検証。「ワーカーと企業」「市民と都市」など既存の関係性を問い直す。

「プライバシー・パラドックス」が招く「プライバシーの死」

[武邑光裕]メディア美学者、「武邑塾」塾長

大切なプライバシーを無自覚にビッグテックへ差し出す私たち。この矛盾した行動を「プライバシー・パラドックス」と表現する武邑氏は、いまやプライバシーは危機的状況にあると指摘する。

「ビル」「シティ」に代わるスマートの新しい単位「プリシンクト」

[The Smart Precinct]

「スマート・プリシンクト」は、ワークプレイス界の権威ジェレミー・マイヤーソン氏がオーガナイズする研究プロジェクトの1つだ。ここで注目するべきは「スマート」の単位である。つまり街区(プリシンクト)のサイズだ。スマート・プリシンクトは2〜3ブロック、1つのデベロッパーが管轄しているエリアをテクノロジーによってスマート化する試み。

9つのタイポロジーで考える「コロナ後のワークプレイス」

[プリモ・オルピラ]Studio O+A共同創業者

ワークプレイスのデザインにかけては世界屈指の実績を持つ「Studio O+A」。彼らが描くコロナ後のワークプレイスのビジョンと戦略的不動産モデルに迫る。

70歳まで働くには、常に可能性を探り、人生の選択肢を増やすこと

[リンダ・グラットン]ロンドン・ビジネススクール教授、Hot Spots Movement創立者

組織行動論の世界的権威で、『ライフ・シフト』『ワーク・シフト』などの著者でもあるグラットン氏が、最新の動向と知見を元に未来の働き方と、そこへ至る方法論を語る。

ポストコロナにおける「ワークプレイスのニューノーマル」とは?

[ジェレミー・マイヤーソン]WORKTECH Academy ディレクター、RCA(Royal College of Art) 研究教授

コロナ危機が働き方やワークプレイスに与えた影響とは。そして、企業が取り得る戦略とは――? WORKTECH20 Tokyo代表で、世界のワークプレイスを研究するマイヤーソン氏が考察する。

「テクノロジー × ヒューマン」でスマートビルはどう変わるのか

[PLP Architecture]London, UK

スマートビルの設計事務所と言えば、まず「PLPアーキテクチュア」の名が挙がる。ジ・エッジ、22ビショップスゲートを手がけたのも同社だ。PLPのこれまでと、彼らが見据える未来のオフィスについて尋ねた。

グローバルからローカルへ。経済活動をボトムアップに変える「ファブシティ」

[Fab City]

「ファブシティ」のコンセプトは「製造のリ・ローカライズ」。ファブラボ・バルセロナのディレクター、トマス・ディアス氏はそう説明する。それは地球規模にまで拡大した生産/消費モデルを、再び地域の手に戻すことであり、食・エネルギー・モノの製造拠点を消費の拠点に近付けることを意味している。

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