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Foresight

有識者が描く未来

これからどんな働き方が求められるのか、その兆しをさまざまなジャンルの有識者に聞きます。 ワーカー側と経営側という二つの視点からアプローチします。

ISSUES

ISSUES一覧

介護や子育ての負荷を軽減。「福祉の外部化」が家族を救う

[筒井淳也]立命館大学産業社会学部 教授

悪しき「家族主義」で介護や育児を押し付けられ、つぶれていく家族がある。この状況の改善に必要なのが公的福祉の拡充だ。カップル形成を促し、少子化対策にも役立つと筒井氏は説く。

「働きにくさ」と「産みにくさ」はつながっている

[筒井淳也]立命館大学産業社会学部 教授

仕事と家族の関わりの歴史的変遷をひも解くと、少子化や性別分業を生み出す構造が見えてくる。社会学の視点で仕事や家族、ジェンダーなどを研究している筒井氏に聞いた。

スマートシティは市民主導の3.0から新たな地平へ

[武邑光裕]メディア美学者、「武邑塾」塾長

ベルリンに拠点を置く武邑氏ならではのグローバルな視点で、プライバシーを基軸に社会の課題を多角的に検証。「ワーカーと企業」「市民と都市」など既存の関係性を問い直す。

「プライバシー・パラドックス」が招く「プライバシーの死」

[武邑光裕]メディア美学者、「武邑塾」塾長

大切なプライバシーを無自覚にビッグテックへ差し出す私たち。この矛盾した行動を「プライバシー・パラドックス」と表現する武邑氏は、いまやプライバシーは危機的状況にあると指摘する。

ポストコロナにおける「ワークプレイスのニューノーマル」とは?

[ジェレミー・マイヤーソン]WORKTECH Academy ディレクター、RCA(Royal College of Art) 研究教授

コロナ危機が働き方やワークプレイスに与えた影響とは。そして、企業が取り得る戦略とは――? WORKTECH20 Tokyo代表で、世界のワークプレイスを研究するマイヤーソン氏が考察する。

労働運動は社会運動との連携で進化する

[水町勇一郎]東京大学 社会科学研究所 教授

働き方の変化に伴って、労働組合のあり方も変容しつつある。アメリカの事例などからその方向性を探るとともに、コロナ禍がもたらした労働環境への影響についても考えを深めていく。

仕事に支配される人生を切り替えるべき2つの理由

[水町勇一郎]東京大学 社会科学研究所 教授

30年の議論を経て、ようやく労働時間の上限を規制するに至った改正労働法。働き方改革実現会議のメンバーとして法改正に関わった水町氏に、働き方をめぐる諸問題や今後の課題について聞いた。

働くことは苦しみか、喜びか。労働観の歴史的変化を読み解く

[水町勇一郎]東京大学 社会科学研究所 教授

欧米の労働観は宗教改革を契機に大きく転換し、日本ではイエ社会を基盤とした独自の労働観が形成されたと指摘する水町氏。そうした歴史が、現代の労働環境に影響しているという。

ウイルスは社会の弱点を突く。目指す社会のビジョンがいま問われる

[山本太郎]長崎大学熱帯医学研究所 教授

新型コロナウイルスの感染拡大は社会や経済のあり方を変え、新しいものを生み出すきっかけになるかもしれない。ヒトとウイルスの関係性の変化も含めて、多方面からパンデミックを読み解く。

新型コロナに学ぶ、異質なものと共存するための知恵

[山本太郎]長崎大学熱帯医学研究所 教授

コロナを撲滅するという発想は、長い目で見て人間の生存戦略にマイナスの影響を及ぼすと指摘する山本氏。その主張の背景や、新型コロナウイルスの特性について聞いた。

経済再生、貧困対策、NPO支援にも――「地域通貨」の可能性

[廣田裕之]社会的通貨研究所 共同創設者

社会的連帯経済とも密接な関係にあるのが地域通貨だ。価値を目減りさせて流通を促す「減価する貨幣」などのアイデアも織り交ぜながら、地域通貨の可能性や導入の課題などを探る。

世界が注目する資本主義のオルタナティブ「社会的連帯経済」

[廣田裕之]社会的通貨研究所 共同創設者

ボトムアップで成り立つ新たな経済の仕組み「社会的連帯経済」が、世界各地で実践されている。その背景や特徴、コロナ後の社会で期待される役割などを、在スペイン研究者・廣田氏に聞いた。

情報が紐づいた先に権力が生じることの危険性

[梶谷懐]神戸大学大学院 経済学研究科 教授

テクノロジーによって吸い上げられた自分の個人情報が、望まない形で統治に利用されるかもしれない――。中国の監視社会のあり方から日本は何を学べるのかを探っていく。

最大多数の最大幸福を追求する中国のハイテク監視社会

[梶谷懐]神戸大学大学院 経済学研究科 教授

中国ではハイテクを駆使した監視システムや信用スコアが広く社会に浸透している。その背景にある功利主義のあり方や監視社会の功罪について、中国経済の専門家である梶谷氏に聞いた。

ネットで見える世論を真の世論と見てはいけない

[田中辰雄]慶應義塾大学 経済学部 教授

計量経済学の専門家にしてネット文化にも精通する田中氏。極端で過激な発言が幅を利かせがちなネットの特性や、良質の言論空間を作るためのアイデアなどを聞いた。

「インターネットは社会を分断しない」。10万人調査で見えた実態

[田中辰雄]慶應義塾大学 経済学部 教授

インターネットが社会の分断を招いているという話は、ほぼ定説化している。大規模なアンケート調査と緻密な定量分析の結果から、この定説に異議を唱える田中氏に話を聞いた。

マルチステークホルダー・プロセスを成功に導くのは「弱いリーダー」

[齋藤貴弘]弁護士法人ニューポート法律事務所 パートナー弁護士、一般社団法人ナイトタイムエコノミー推進協議会 代表理事

さまざまなステークホルダーが集い、オープンな議論でイノベーションを生む場に求められるリーダーシップとは? ナイトタイムエコノミー政策推進のキーパーソンに聞く。

「夜」と既存資源の掛け合わせで新しい価値を生む

[齋藤貴弘]弁護士法人ニューポート法律事務所 パートナー弁護士、一般社団法人ナイトタイムエコノミー推進協議会 代表理事

音楽を愛する弁護士として、ナイトクラブを襲う摘発の嵐に立ち向かった齋藤氏。時代遅れの風営法の改正と、ナイトタイムエコノミー政策実現までのプロセスを聞いた。

明治期に起源を持つ日本の雇用慣行を、時代に即したものへ

[小熊英二]社会学者、慶應義塾大学総合政策学部 教授

「社会のしくみ」という「慣習の束」を変えるには、社会を構成する一人ひとりが問題と向き合い、方向性を考えることが重要だ。その際のヒントになるものは何か。

大企業の正社員が抱える閉塞感、その正体は

[小熊英二] 社会学者、慶應義塾大学総合政策学部 教授

経済力がありながら息苦しさを感じる「大企業型」の働き手。その生きづらさを考察しつつ、生活基盤がぜい弱で人生の足元さえ揺らぐ「残余型」「地元型」への想像力が大切だと小熊氏はいう。

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