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コミュニティ中心のサービスが重視される未来のワークプレイス

「THE EDGE」の先にあるスマートビルの進化

[相浦みどり]PLP ARCHITECTURE 取締役

2019年4月4日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、働き方やワークプレイス、不動産、テクノロジー、イノベーションの未来を探るフォーラム「WORKTECH(ワークテック)19 Tokyo」が開催された。
本稿では登壇者の一人、相浦みどり氏のプレゼンテーションを紹介する。

PLP ARCHITECTURE(以下、PLP)は、会計事務所Deloitte(デロイト)のオランダ本社ビル「THE EDGE」(以下、EDGE)を設計しました。2015年に完成したものです。

EDGEはIoTを取り入れたスマートビルで、BREEAMというヨーロッパの環境指標で98.4パーセントという世界最高水準の環境性能を持つと同時に、人に働きかける未来型のワークスペースでもあります。今日はEDGEがもたらした効果や発展の状況についてご紹介します。


PLP ARCHITECTUREは、ロンドンに拠点を置く建築設計会社。2009年設立。
https://www.plparchitecture.com/

冷暖房費ゼロ、二酸化炭素の排出量もゼロを実現

EDGEの設計において、我々が重視したスマートビルの要素は次の4つです。「スマートテクノロジー」「サステナビリティ」「ウェルビーイング」、そして人をつなげる「ソーシャルインタラクション」です。

(相浦氏提供の図版)

スマートテクノロジーに関しては、ワークスペースや公共施設など空間の最適化に活用しました。また、エネルギーコストや設備コストの削減、多様な働き方やライフスタイルをサポートする仕組み、室温や風量、照明の度合いを自分好みに調節できる機能、人と人とをつなげるユーザーコミュニケーションのサポート、それにロボット導入によるセキュリティや清掃の自動化などにも役立てています。

サステナビリティについては、EDGEに限らず、私たちがビルを造るときに最初に取り組むのが負荷軽減です。EDGEでは太陽熱の負荷が少ない北側にアトリウム(内部的な公開空地)を開き、ファサードも大きく確保しました。内部空間の仕切りも工夫して、自然採光が全てのデスクに届くようにしています。

そうした環境負荷軽減策を施した後に、再生可能エネルギーを導入していきました。例えば、帯水層を使った地下130メートルの蓄熱冷暖房システムで冷暖房費ゼロが実現できています。また、再生可能エネルギーシステムを壁面やルーフに取り付けて、二酸化炭素の排出量もゼロにしています。

ウェルビーイングの部分では、アクティビティベースの働き方にフレキシブルに対応できるよう、集中、接続、活力など、それぞれを促す場所をバランスよく揃えました。また先ほども申し上げた通り、室温や照明を社員ごとに調整できることも良質なユーザー体験を形成します。モバイル機器を使ってどこでも働けますし、ユーザーの心身の健康管理をサポートするアメニティも備わっています。

スマートテクノロジー、サステナビリティ、ウェルビーイングの3つの要素が高いレベルで維持されたうえに社員間の良質な交流、すなわちソーシャルインタラクションが生まれてくると考えています。

床面積は1万平米削減、キャピタルコストも保全コストもダウン

設計に際しては〝Less is better〟を念頭に、空間の最適化を心掛けました。

コンペを経てEDGEの案件を担当することになった2007年の時点では、Deloitteの従業員3,100人に対してデスク数が3,100席、床面積は5万平米ありました。その後、リーマンショックがやってきて、世界中の企業がコストの見直しを迫られたわけですが、Deloitteさんは「一番大切なのは人材の確保である」という明確なスタンスをお持ちでした。

そのリクエストとコストのバランスを取るべく、位置情報を利用したホットデスキングを取り入れることで空間利用の最適化を図り、1000席で3100人収容できるように計画しました。その結果、同じ人数を元の計画より1万平米少ない4万平米にカットでき、キャピタルコスト、保全コストの削減を実現し、さらにはワーカーのウェルネスに貢献できるアメニティスペースを充実することにも成功しました。

また天井にはセンサーを3万個設置し、社員の所在管理や室温、明るさ、湿度などの環境管理が効率よくできるようにもなっています。

タスクに合わせた働き方をサポートする環境

20世紀は、個々の社員が違うタスクをしているにも関わらず、同じデスクで同じ道具を使っていました。今は、タスクに合わせて働き方も違いますし、タスクに合わせて違う働き方もしたいとみなさんおっしゃいます。

そのためEDGEでは普通のデスクに加えて、集中できるクローズドなスペースや社員同士でコラボレーションできるオープンなスペース、スタンディングデスク、ブースなど、さまざまなスペースを取り揃え、なおかつそれらをモバイルで予約できるようにしています。

(相浦氏提供の図版)

このモバイル端末を使って室温や照明などを自分好みに変えることができますし、他の人とつながることもできます。スポーツジムやレストランなどのアメニティスペースも予約できます。トレーニングマシンにはIoTが搭載されていて、運動の履歴が記録できますし、トレーニングメニューも勧めてくれます。モバイル端末は、EDGEの裏手にある大学やその付属病院、交通機関など、街にもつながっています。

人々の位置情報やエネルギーの動向は一元管理されていまして、効率的な施設運営が可能です。例えば、誰もいないフロアは電気をシャットダウンできますし、トイレも使っていなければ掃除をしなくていいという形になっています。

「EDGEはチームの一員。働きかけて一緒に仕事をしてくれる」

EDGEの定量効果についてもご説明します。一般的なビルと比べて、保守管理コストは40パーセントダウンしました。スマート化や環境対策に使ったお金は8.3年で回収できる見込みです。また、すでに述べたように、1000席で3100人収容できることも成果の1つです。

再生可能エネルギーを活用することで電力使用量は70パーセント削減され、すでに述べたように冷暖房コストや二酸化炭素排出量もゼロを実現しています。また、社員の欠勤率は以前と比べて45パーセント下がりましたし、採用の応募者は2.5倍に増えました。応募者の62パーセントがこのビルで働きたいから志望したとのことです。

もちろん従業員の満足度も上がっています。Deloitteさんに言われたことで私が一番うれしかったのが、「EDGEは僕たちのチームの一員だ。僕らに働きかけて一緒に仕事をしてくれる」というコメントです。そこにいる人の思考や関心を理解して、「では、こうしたらどうでしょう?」と語りかけてくる。そんなビルになっているということです。

例えば、環境に関心があるAさんがいます。EDGEは彼がいる9階に他に誰もいない場合、「8階は他の社員もいるので、移動してくれますか」とメッセージを出します。彼が承諾して下へ降りると、9階はシャットダウンするという具合です。あるいは、体を動かすのが好きなBさんに対しては、エレベーターが混んでいたら「階段を使うのはどうでしょう?」とメッセージを出します。彼女は階段を使って移動し、同時に運動もできるわけです。

他の社員と視覚的につながる大きなスペースが交流を促進

これだけスマート性能があるEDGEですけれども、特に働きやすい場所としてユーザーに人気なのが、交流スペースのあるアトリウムです。自然採光があって、眺めがよく、コーヒーを片手にカジュアルに他の社員とコラボレーションできる。いろいろなスマートテクノロジーを持ちながらも、こういったスペースが最終的に評価されるというのは興味深いことです。

(相浦氏提供の図版)

THE EDGEについては、ジェレミー・マイヤーソン氏(ヘレン・ハムリン・センター・フォー・デザイン、RCA 特任教授)のインタビューでも言及されている。

「いま、オフィスは第四の波を迎えている」
https://www.worksight.jp/issues/948.html
「優れた『仕事体験』の提供がオフィスの役割」
https://www.worksight.jp/issues/951.html

ビジネスでは、これまで以上にコラボレーションが重視されています。コラボレーションとイノベーションの相関関係も非常に高いですよね。都市経済学の研究によれば、知識を拡散するにはフェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションが最も有効とのことです。人をつなげる場をどうつくるかは大きな課題で、そのために工夫した点がいくつかあります。

まず1つ目は、空間的ボリュームです。AさんとBさんが違う階にいると顔を合わせることはありません。EDGEのように、みんなと視覚的につながるような大きなスペースがあると、相互の交流は促進されます。アトリウムも規模が小さいと、やはりAさんとBさんの出会いの確率は減りますから、それなりのボリュームがないと交流を生むきっかけにはならないでしょう。

また、その文脈でいうとEDGEではあまり追求しませんでしたが、歩きやすさは重要なファクターになります。ロンドンで私たちが設計したビル「SKY CENTRAL」や「The Francis Crick Institute」では、歩きやすさと視認性を重視しました。誰がどこで歩いているのかを見える化することで、人と人をつないでいく。つながって作られたネットワークの中に、イベントやアメニティスペースを結節点として設定していく。都市と同じ考え方ですね。そこに行く目的があれば動線ができるので、出会い頭の交流も増えていくわけです。

例えばちょっと立ち話ができたり、ホワイトボードがあって何か書きながら話ができたりするような余白のあるスペースをつくることが、意義ある出会いを創出するためには重要です。できればそれに加えて、みんなが行きたくなるような遠くまで見渡せる眺望スペースや自然との触れ合えるスペースもあると、インスピレーションをより刺激すると感じています。

ワークプレイスを都市に散りばめ、人を中心とした街づくりを進める

人と人とをつなげるソフトの部分については、これも私どもが設計したものですが、ロンドンの「Twentytwo Bishopsgate」では12,000人の人々をつなげるプラットフォームを導入しています。交流を促進するコミュニティ・コンシェルジュも有効です。ロボットでもAIでも人間でも構いません。

こうしたものが発展していくと、ソーシャルネットワーク分析が可能になります。例えば、社員が興味のあるトピックに関係する人をピックアップしてくれるようなものですね。ソーシャルネットワークをひも解いて、効率的なインタラクションを可能にするシステムが望まれてくると思います。

これをさらに敷衍すると、生活の延長線上に仕事が位置付けられることになります。ワークプレイスを都市の中に散りばめ、人を中心とした街づくりを進めることは非常に重要だと思います。

あとは、ビジネスとレジャーの統合ですね。9時から5時までレストランがワークプレイスになったり、ホテルにワーキングスペースが生まれたりといった事例がニューヨークやロンドンで生まれています。シェアエコノミーを取り入れた、今までと違った形のワークプレイスが増えている。いずれはEDGEで実現したようなスマートテクノロジーやサステナビリティが標準化していくと思われます。

(相浦氏提供の図版)

SKY CENTRALの取材記事はこちら。
「優秀な人材を魅了する次世代ブロードキャスト・オフィス」
https://www.worksight.jp/issues/1265.html

今後はより高度な健康促進システムや
社会的交流を促すサービスが重視される

スマートサービスとシステムの未来図を考えてみましょう。

EDGEでできたのは、施設のサステナビリティ、ビル管理システム、社員のウェルビーイング向上といったことですが、今後のスマートビルではより高度に統合された健康促進システムですとか、場づくりや社会的交流を包含したコミュニティ中心のサービスが重視されると思います。

スマートビルの要素について、「スマートテクノロジー」「サステナビリティ」「ウェルビーイング」「ソーシャルインタラクション」の4つがあると申し上げましたが、それに「ビジネスとレジャーの統合」「プレイスメイキング」という2つも加わるわけです。

働きながら心身の健康を維持し、コミュニティも拡大できる

この6つを取り入れて設計に取り組んでいるのが、ロンドンのBankside Yardsの再開発計画です。レジデンシャルやオフィス、ホテルなど8棟、8つのキャラクターの異なる公共空間が立ち並ぶ予定です。

この一帯は150年間、エリア同士のつながりがありませんでしたが、今回はロンドンのカルチャー拠点であるSouthbank CentreとTate Modernをつなげつつ、東西南北に広がりを持たせたいと考えています。そうしたつながりのメッシュの中に多様な公共スペースを取り込んで、ネットワークの中でストーリーが展開していくようなプレイスメイキングを目指して、現在計画が進められています。

ここで働く人の1日を想定してみます。ジョン君というミレニアムの次の世代のデータアナリストをユーザーと仮定してみましょう。

ジョンは自転車で通勤します。この日は自転車の調子が悪いので、スマートフォンで建物にメンテナンスを依頼しました。すると、メンテナンス担当者からピックアップのタイミングが返ってきました。ジョンがジムに行くと、EDGEと同じように、マシンが履歴を覚えていてくれます。ロッカーや自分のデスクも予約できるので、移動はスムーズです。

2階のカフェに行くと、好みのコーヒーやブレックファーストが出てきます。デスクに着くと、EDGEと同じように照明や温度を自分好みに設定できます。お昼はネットワーキングに役立つ人を建物が提案してくれます。興味のあるイベントも知らせてくれますし、エリア内のスイミングプールも予約できる。働きながら心身の健康を維持し、コミュニティも拡大していけるわけです。

人材争奪戦においてワークプレイスが影響力を発揮

ワークプレイスは「人を収容する場」から「人を活性化する場」へと変貌しつつあります。また、単に仕事に行くのではなく、自分の存在価値を再認識できる場になっていけたらいいなということで、そこを目指して我々としても取り組んでいるところです。

ビジネスの資産は人であり、ワークプレイスはそこで働く人たちに、より良い社会的経験を提供することが求められます。ビルはその場を支え、サポートするデバイスになっていくでしょう。良質な体験を提供することで、質の高いワークプレイスのブランドが確立できると思いますし、そういう場所に高いスキルを持つ人々が集い、定着します。結果としてそこに卓越したコミュニティが生まれ、付加価値の高いワークプレイスとなるのではないでしょうか。

もう1つ見過ごせないことは、有能な人材を巡るグローバルな争奪戦におけるワークプレイスの影響力の大きさです。例えばGoogleのような巨大企業なら人材を引きつけるアメニティを自前で確保できますが、規模の小さい会社ではそれは難しいのが実情です。ならば、テナントビルの中でシェアエコノミーを活用して、アメニティをテナント同士でシェアすればいいんです。これを実現していってるのが、この秋竣工の22ビショップゲイトです。

スマートテクノロジーやウェルネス機能を実装した不動産の価値がヨーロッパでは高まっていて、投資価値が発生し、インベスターの後押しがあるケースが多く出てきましたアメニティスペースもデジタルリーシングなどを導入することで効率的に収益化できるのではないかと思います。

多様な場を揃えてユーザーの集中を促し、”アハ!” 体験を増やしたい

AIの導入で、働き方は劇的に変わってくるでしょう。その変化に対応していけるスキルを支えるワークプレイスが必要です。

未来に求められるスキルは3つあると思います。1つは「新しいスキルとプロセスを学ぶスキル」です。これは個人で習得できます。デジタル社会を生き抜くために生涯学び続けられるような場所を、ワークプレイスに組み込んでいくことが必要です。

もう1つが、これまでにも述べてきた「ソーシャルインタラクションのスキル」、社会的相互作用です。良質なコミュニティ形成のためにも、交流を発展させるスペースや仕組みをつくっていくことが重要かと思います。

3つ目が「考え抜く力(DEEP THINKING)」。問題の核心を抽出したり、今までにない視点で物事の新しい可能性をとらえたりする力です。これに対応するスペースはまだあまり考えられていませんが、ワーカー同士が触発し合いながらアイデアを生み出し、仮説と検証を繰り返す中で、「あっ、これだ!」とひらめくアハ体験がもたらされることはヒントになります。

従来、集中するにはクローズドな静音スペースが必要と思われてきましたが、必ずしもそうではないと思うんです。自然の中にひとりたたずむ、アートとじっくり対面する、あるいはボルダリングをすることで集中状態に入る人もいるかもしれない。個々のニーズに合ったさまざまな場所をつくって、アハ体験を増やせたらいいなと思っています。

イマジネーションを活性化し、人の可能性を引き出す環境を構築

これまで建築の仕事は、いただいた条件の中で最適解を出すことでした。でも最近は少し変わってきていまして、建築物や街という大きなお題がやってきて、その白いキャンバスにどういった将来の可能性があるのかをクライアントと一緒に探し、戦略を見出すところから手伝ってほしいという案件が増えています。リサーチの重要性も増しているため、神経科学、データサイエンス、社会学といった各分野の専門家と共同で研究開発を進めるPLP/LABを最近設立しました。

例えば今私が担当している案件は、テック企業とこれからのスマートマスタープランの計画、またテクノロジープロダクト開発にも空間的また都市的の視点から参加しています。や、また次世代の大学キャンパスプロジェクトでは未来の必要とされるこれからの「知」を最大限に引き出し、それを活性化させる仕組み、環境を色々なエクスパートたちとともに計画しています。

アインシュタインはこう言っています。「僕は自分のイマジネーションを自由に描けるという意味で芸術家だ。イマジネーションは知識よりもはるかに重要なんだ。知識には限界がある。イマジネーションは世界を獲得できる」。イマジネーションを刺激することの重要性を示唆しています。

私の二人の娘は、ロンドンでさまざまな国籍の友だちと一緒に過ごしています。子どもたちの世界はイマジネーションでいっぱいなんですよね。そうした次世代の子どもたちのイマジネーション、また、10年、20年先の私たち自身のイマジネーションを活性化できるような、人の可能性を大きく引き出していけるような環境をつくっていきたいと思っています。

WEB限定コンテンツ
(2019.4.4 港区の虎ノ門ヒルズフォーラムにて取材)

text:Yoshie Kaneko
photo:Kazuhiro Shiraishi

(相浦氏提供の図版)


「WORKTECH19 TOKYO」の会場の様子。

相浦みどり(あいのうら・みどり)

イギリス、アメリカ、ヨーロッパ、中東、アジアで、オフィスや住宅、学校、制度、マスタープランニングプロジェクトなどの設計に19年以上に渡って従事。アムステルダムのDeloitte本社屋であるスマートビル「THE EDGE」の建設ではデザインを主導。また、PLPアーキテクチャーの学際的研究所であり、都市、人、デジタルの観点からイノベーションを起こすコンサルティング部門PLP/LABの創立メンバーでもある。PLP東京の代表者である中島雷太氏と共にチームを率いている。(左写真提供:PLP ARCHITECTURE)

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[米良はるか]READYFOR株式会社 代表取締役

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