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ISSUES

取材記事

新しい働き方を示唆する国内外のユニークな事例・知見を取材します。
どうすれば組織が変わるのか。とくに場の持つ影響力、成果を上げる行動習慣を明らかにしていきます。

スマートビルに「エクスペリエンス」を取り入れたパイオニア

[The Edge] Amsterdam, The Netherlands

スマートビルの新時代を切り開いた存在と知られるジ・エッジ。旧来の「スマート=サステナビリティ」という図式に、ワーカーに豊かな「エクスペリエンス」をもたらすテクノロジーを導入した。ワークスペースの確保も、同僚の居場所の検索も、ロッカーやドアの解錠も、アプリ1つで。

経済再生、貧困対策、NPO支援にも――「地域通貨」の可能性

[廣田裕之]社会的通貨研究所 共同創設者

社会的連帯経済とも密接な関係にあるのが地域通貨だ。価値を目減りさせて流通を促す「減価する貨幣」などのアイデアも織り交ぜながら、地域通貨の可能性や導入の課題などを探る。

世界が注目する資本主義のオルタナティブ「社会的連帯経済」

[廣田裕之]社会的通貨研究所 共同創設者

ボトムアップで成り立つ新たな経済の仕組み「社会的連帯経済」が、世界各地で実践されている。その背景や特徴、コロナ後の社会で期待される役割などを、在スペイン研究者・廣田氏に聞いた。

個人に寄り添う柔らかなスマートビル

[Edge Olympic Amsterdam] Amsterdam, The Netherlands

同じアムステルダム、同じ開発・運営元。「エッジ・オリンピック・アムステルダム」と「ジ・エッジ」は、いわば双子のような関係にある。しかし、ジ・エッジがスマートビルのパイオニアならば、エッジ・オリンピックはスマートビルの最前線だと言えるだろう。

日本の経営のDNAに見る「経済と倫理」の一致

[広井良典]京都大学 こころの未来研究センター 教授

拡大・成長の価値観から脱却するにはどうすればいいのか。企業が持続可能性を追求する際に必要な視点や、多死社会における死生観の再構築など、日本人が直面している課題をひも解く。

多様なまちが機能や個性を補い合う「重層的多極集中」社会へ

[広井良典]京都大学 こころの未来研究センター 教授

人口減少時代において持続可能性を追求するならば、「地方分散型」社会が望まれると指摘する広井氏。その具体的なイメージとコミュニティづくりのヒントを探る。

2050年、日本は持続可能か? カギを握るのは「地方分散」

[広井良典]京都大学 こころの未来研究センター 教授

AIを活用した将来シミュレーションを行い、社会構想と政策提言をまとめる研究で中心的役割を担った広井氏に、日本社会が抱える課題やポジティブな転換のためのポイントについて聞いた。

ロンドンの街に溶け込むバーティカル・ビレッジ

[22 Bishopsgate]London, UK

ロンドンを代表する金融街であるシティ。その中心に新たなランドマーク、「22 Bishopsgate(トゥエンティトゥ・ビショップスゲート)」が建設中だ。設計はジ・エッジと同じくPLPアーキテクチュア。同社が手がけるビルがたびたびそうであったように、今回も、マルチテナントビルの未来の形を示すものになる。その理由は「アメニティシェアを備えたバーティカル・ビレッジ」という新しい試みだ。

性や愛に関してクローズドな日本。批判も含めて、オープンな議論を

[深海菊絵]国立民族学博物館 外来研究員

アメリカ社会でポリアモリーがどのように認知され、受容されてきたのか。その経緯をひも解きつつ、今後の変化の見通しや日本のポリアモリーの認知についても聞いた。

複数パートナーとの合意ある恋愛「ポリアモリー」とは?

[深海菊絵]国立民族学博物館 外来研究員

「1:1」の関係だけが純愛ではない。複数パートナーと「1:N」「N:N」の関係を結ぶ人もいる。フィールドワークを通じて複数愛=「ポリアモリー」を研究する深海氏に、そのコンセプトや成り立ちを聞く。

大手金融機関が見せるサーキュラー・エコノミーへのリーダーシップ

[CIRCL]Amsterdam, The Netherlands

リニアな経済成長を目指す資本主義の象徴ともいうべき銀行が、持続可能な社会の中で自らの存在意義を模索している。「利益のためではなく、社会にいい影響を与えるため」(CIRCL[サークル]のディレクターを務めるメリン・ファン・デン・バーグ氏)、ABNアムロ銀行は欧州における持続可能なサーキュラー・エコノミー(循環型経済)のリーダーになろうと動き出しているのだ。

情報が紐づいた先に権力が生じることの危険性

[梶谷懐]神戸大学大学院 経済学研究科 教授

テクノロジーによって吸い上げられた自分の個人情報が、望まない形で統治に利用されるかもしれない――。中国の監視社会のあり方から日本は何を学べるのかを探っていく。

最大多数の最大幸福を追求する中国のハイテク監視社会

[梶谷懐]神戸大学大学院 経済学研究科 教授

中国ではハイテクを駆使した監視システムや信用スコアが広く社会に浸透している。その背景にある功利主義のあり方や監視社会の功罪について、中国経済の専門家である梶谷氏に聞いた。

欧州最大級のビジネス・プラットフォームは「スマートシティ・ゾーン」へ

[B. Amsterdam]Amsterdam, The Netherlands

欧州最大級のコワーキングだ。近くに固まって建つ4万㎡、3棟の建物は入居者で完全に埋まり、300社以上のスタートアップ、大企業、フリーランスが集う巨大なプラットフォームと化している。それでも1万5,000㎡分のウェイティング・リストがあるというから、恐れ入る。

「超短時間雇用」の成功のカギは、厳密な職務定義と障害者との協働

[近藤武夫]東京大学 先端科学技術研究センター 人間支援工学分野 准教授

「障害者ができる仕事を用意する」のではなく、「困っている仕事を助けてくれる障害者を採用する」。障害者雇用のスタンスを大きく変える超短時間雇用の導入のコツを聞いた。

週15分~1時間の「超短時間雇用」で、障害者の就労拡大へ

[近藤武夫]東京大学 先端科学技術研究センター 人間支援工学分野 准教授

障害者の新たな雇用システムとして、また企業の人手不足解消策としても注目を集める超短時間雇用。このモデルを生み出した近藤氏に、雇用の仕組みや考案に至った背景などを聞く。

バルセロナ市民にストリートを取り戻す

[Superblocks]Barcelona, Spain

街は本来、人々のためにある。ここバルセロナの路上にもかつては、食事の準備をはじめ、生活する人々のディテールがあった。しかし世界中の都市がそうであるように、バルセロナも自動車によって埋め尽くされて久しい。この課題に対してバルセロナ市が提示した解決策が「スーパーブロック」プロジェクトだ。

ネットで見える世論を真の世論と見てはいけない

[田中辰雄]慶應義塾大学 経済学部 教授

計量経済学の専門家にしてネット文化にも精通する田中氏。極端で過激な発言が幅を利かせがちなネットの特性や、良質の言論空間を作るためのアイデアなどを聞いた。

「インターネットは社会を分断しない」。10万人調査で見えた実態

[田中辰雄]慶應義塾大学 経済学部 教授

インターネットが社会の分断を招いているという話は、ほぼ定説化している。大規模なアンケート調査と緻密な定量分析の結果から、この定説に異議を唱える田中氏に話を聞いた。

ブランドを未来に導く「ネクスト・イグジット」

[McDonald’s]Chicago, USA

各階のエレベーターホールを降りた訪問者を、「ブランド・モーメント」が出迎える。マクドナルドが何者なのか、そしてどこに向かっているかを伝えるものだ。それらの多くが、マクドナルドのロゴやカラーをモチーフとしている。そもそもエントランスからして、マクドナルドのM型アーチを模しているのだ。

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