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Foresight

有識者が描く未来

これからどんな働き方が求められるのか、その兆しをさまざまなジャンルの有識者に聞きます。 ワーカー側と経営側という二つの視点からアプローチします。

「夜」と既存資源の掛け合わせで新しい価値を生む

[齋藤貴弘]弁護士法人ニューポート法律事務所 パートナー弁護士、一般社団法人ナイトタイムエコノミー推進協議会 代表理事

音楽を愛する弁護士として、ナイトクラブを襲う摘発の嵐に立ち向かった齋藤氏。時代遅れの風営法の改正と、ナイトタイムエコノミー政策実現までのプロセスを聞いた。

明治期に起源を持つ日本の雇用慣行を、時代に即したものへ

[小熊英二]社会学者、慶應義塾大学総合政策学部 教授

「社会のしくみ」という「慣習の束」を変えるには、社会を構成する一人ひとりが問題と向き合い、方向性を考えることが重要だ。その際のヒントになるものは何か。

大企業の正社員が抱える閉塞感、その正体は

[小熊英二] 社会学者、慶應義塾大学総合政策学部 教授

経済力がありながら息苦しさを感じる「大企業型」の働き手。その生きづらさを考察しつつ、生活基盤がぜい弱で人生の足元さえ揺らぐ「残余型」「地元型」への想像力が大切だと小熊氏はいう。

3割の「大企業型」の働き方が日本社会を規定している

[小熊英二]社会学者、慶應義塾大学総合政策学部 教授

正社員として終身雇用される人は、日本の働き手の約3割。いまの日本ではそれ以外の働き方を余儀なくされる人々が増えている。日本型雇用の成り立ちと課題をひも解いていく。

社会の重心は中央から「地方」「ネットワーク」へシフトする

[若林恵]株式会社黒鳥社 コンテンツ・ディレクター

個人のIDを中央政府が管理するとしたら、その中央を監視する役目は地方政府ではないかと若林氏はいう。日本で生まれる不思議なネットワークも含めて、未来の政府、自治のあり方を考える。

腐敗のない公平な社会をAIがつくる?

[若林恵]株式会社黒鳥社 コンテンツ・ディレクター

中国の宋時代に生まれた画期的イノベーション、江戸時代のセーフティネット、AIに見る暗号機能など、社会のあり方の可能性を稀代の編集者が縦横無尽に語る。

デジタル社会のガバナンスで重視される「分散主義」

[若林恵] 株式会社黒鳥社 コンテンツ・ディレクター

サステナブルな繁栄を目的に企業が協業し、価値の交換が促される「デジタル分散主義」。『WIRED』元編集長の若林氏が、インドや中国の動向を踏まえつつ、その可能性を探っていく。

SNSで真のハイ・シナジーは実現するか?

[中野明]ノンフィクション作家

あらゆる情報がインターネットにつながるIoE(インターネット・オブ・エブリシング)や、SNSのシナジーを演出するGAFAの仕掛けなど、情報技術の最先端について聞いた。

デジタル通信の先駆けは18世紀の腕木通信

[中野明]ノンフィクション作家

情報通信、経済経営、歴史民俗という3つの軸で執筆活動を行う中野氏。18世紀から21世紀まで、イノベーションの連続ともいえる情報技術の進化を見渡す。

リバタリアニズムは日本の社会も変えていくか?

[渡辺靖]慶應義塾大学SFC 環境情報学部 教授

アメリカ社会を揺るがすリバタリアニズムの思想は、日本の若年層の価値観とも重なっている。これが日本の社会や経済にどんな長期的変化をもたらすか、見立てを聞いた。

保守・リベラルと似て異なるアメリカの第三極「リバタリアニズム」

[渡辺靖]慶應義塾大学SFC 環境情報学部 教授

移民、中絶、LGBTQは認めるが、オバマ・ケアや銃規制は認めない「リバタリアニズム」(自由至上主義)がアメリカの若者に広がっている。その実情を、現地を探訪した渡辺氏に聞く。

コミュニティ中心のサービスが重視される未来のワークプレイス

[相浦みどり]PLP ARCHITECTURE 取締役

世界トップクラスのサステナビリティを誇るスマートオフィスビル「THE EDGE」。その設計の舞台裏を語るとともに、次世代型ワークプレイスの有効性や未来の働き方について探っていく。

デジタルワークプレイスを推進する「ジェリービーン・ワーキング」

[フィリップ・ロス]Cordless Consultants & Unwork CEO、未来学者

世界各地のワークプレイスを研究し、その知見をコンサルティングや企業とのコラボレーションに生かしているフィリップ・ロス氏。「ジェリービーン」をキーワードに、働き方の未来を語る。

テクノロジーとカルチャーからつむがれる社会変化を示したい

[松島倫明] 『WIRED』日本版 編集長

翻訳書の版権取得・編集の一端や、制作する本に対する思い入れ、さらに個人が共感を育むことでビジネスの現場にどんな変化がもたらされているのか、今後の動向も交えて聞いた。

カウンターカルチャーと野生。地球市民としての共感とは?

[松島倫明]『WIRED』日本版 編集長

テクノロジーやフィジカルをテーマに話題の翻訳書を次々と打ち出してきた松島氏が、『WIRED』日本版編集長に就任。キャリアの節目でこれまでの仕事を振り返りつつ、テクノロジーの未来像をひも解いていく。

“I-Deals”で才能や潜在キャリアを柔軟に生かす

[服部泰宏]神戸大学大学院 経営学研究科 准教授

idiosyncratic(特別な)とideal(理想的)を掛け合わせた造語“I-Deals”。規格外の才能や資質を生かす考え方として、いま海外の企業で注目を浴びているという。

OJTが機能しづらくなった今こそ採用の見直しと強化を

[服部泰宏]神戸大学大学院 経営学研究科 准教授

科学的な観点から日本の採用活動を捉え直す「採用学」。これを提唱する服部氏に、日本の新卒採用の問題点や解決の手立て、最新の動向などを聞いた。

兼業で「経済基盤の安定化」と「働き方の自由度向上」を両立

[山口周]コーン・フェリー・ヘイグループ株式会社 シニア・クライアント・パートナー

複数の仕事を掛け持ちすることが働き手にも企業にもメリットをもたらすという山口氏。自身もコンサルティング会社の社員でありながら多様な案件を手掛ける。ここに至る経緯や仕事観について聞いた。

複雑化する時代、「美意識」がビジネスの羅針盤となる

[山口周]コーン・フェリー・ヘイグループ株式会社 シニア・クライアント・パートナー

複雑化、不透明化するビジネス環境において、論理や分析だけに依拠した意思決定では精彩を欠く。欧米の知的エリートがアートに触れて美意識を鍛える、その姿から学ぶことは何か。

合意形成を通してウェルビーイングのエコシステムを作る

[渡邊淳司]NTTコミュニケーション科学基礎研究所 人間情報研究部 主任研究員(特別研究員)

情報技術と身体・触覚の研究から発展して、日本的ウェルビーイングや組織のウェルビーイングまで視座を広げる渡邊氏。個人と社会・組織の関係性はどう変わるのか。

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